No.9 第八回はエンジン冷却水関係について紹介します|平塚市の整備工場シティーオート・テクニカ

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No.9 第八回はエンジン冷却水関係について紹介します

2004年12月22日 寒くなりましたが、愛車のヒーターの効き具合はいかがですか?
 10分以上走行しないと暖かくならない、また水温計の針が真ん中まで上がらないなんて事はありませんか?こんな時は、サーモスタットの故障が考えられます。通常水温が約82度近くで冷却水をラジエータに循環させ、冷却させます。しかしサーモスタットが開きっぱなしになったり、規定温度以下でサーモスタットが開いたりすると、ヒーターの温度が上がりません。この様な症状のお車はチョークがなかなか外れませんので、燃費も悪くなってしまいます。
 逆にサーモスタットが開かないと、オーバーヒートになり、水温が上昇します。
 また走行距離が7~8万キロぐらいのお車は、ラジエータのコア(ギザギザ部分)が、目詰まりをして本来のラジエータの冷却性能が低下し、オーバーヒートの原因になります。渋滞に巻き込まれたときや、長時間高速を走行した時などに徐々に水温計が上昇するのもほとんどがこの原因です。ラジエータは冷却水の汚れ(濁り)も故障の重大な原因となります。細いパイプの冷却系等部分のサビ、腐食が水質悪化を招き、茶色くなってしまい、目詰まりをおこすこともあります。特に軽自動車は普通車より劣化が早いので注意しましょう。
 注!!車種によっては新車時から、水温計が真ん中まで上がらない車や、ヒーターがあまり効かない車種もありますので、ご了承下さい。
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