No.30 第二十二回はエアコンが効かな~い、風が弱~い!!パートⅡ|平塚市の整備工場シティーオート・テクニカ

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No.30 第二十二回はエアコンが効かな~い、風が弱~い!!パートⅡ

2008年8月2日 前回の更新から大分たちましたが、
エアコンが効かない~、配管詰まり、ガス漏れ以外のエアコントラブル!!パート2です。

・走っているときはエアコンが効くんだけど、渋滞などで停車状態になるとエアコンが効かない・・・
こういう症状はコンデンサー(ラジエターの前についているラジエターのような部品です)用のファンの不具合が考えられます。画像のような部品です。
コンデンサーはコンプレッサーに圧縮された高温高圧の気体の冷媒を液化するレベルまで冷やし、高温高圧の液体にさせる働きがあります。液化がうまく行われないとエアコンは冷えません。
暑い夏はコンデンサーファンが回らないと冷媒の温度が下がらず液化が出来ずエアコンが冷えないと言う症状がでます。走れば走行風が当たり何とかエアコンが効くという事になるわけです。
※コンデンサーファンが無い車はラジエターファンがブンブンまわって同じ役割をします。

・一瞬効くんだがすぐに効かなくなる。なんかエアコンのパネルが点滅している。
これは、エアコンのパネルが故障している場合とエアコンシステムのセンサーの異常を示している場合の2パターンがあります。
一例として、エアコンのコンプレッサーに付いている回転センサーが断線、ゆえにエアコンのアンプが異常を検知しコンプレッサーを止めてしまう。
これはエンジン回転とコンプレッサーの回転を比較しベルトのスリップを検知する仕組みのあるエアコンシステムの場合です。

・エアコンを入れているのにぬるい風しか出てこない
コンプレッサーが回らない場合・・・実は全て正常でマグネットクラッチのリレーが壊れているだけの場合があります。
リレーの機能は正常ですが、リレーの接触抵抗が大きくなりマグネットクラッチに規定電圧をかけられなくなっている場合があります。
外車に多い症状です。

あげればきりの無い故障原因で高い修理代と思われるケースが多いですが、案外安く直ってしまう場合もあります。

部品が無くなりエアコン修理をあきらめられている方もご相談下さい。
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