No.36 第28回はオイル管理とエンジンへのダメージ!!|平塚市の整備工場シティーオート・テクニカ

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整備

No.36 第28回はオイル管理とエンジンへのダメージ!!

2010年5月20日 最近愛車のマフラーから白い煙が・・・、エンジンオイルが漏れてないのに減る・・・、なんかパワーがないな~なんて方は必見!!
その症状の原因の一つを紹介します。
画像はエンジン部品のピストンです。
左側の画像はオイル管理が悪く距離もそれなりに走っている車両から取り外したものです。
右側はそれを洗浄してほぼ本来の状態にしたものです。
このエンジンはピストンリングが3つ使用されていますが、上からトップリング、セカンドリング、オイルリング(3ピースオイルリング)となっています。
スラッジによる固着、詰まりで機能していない状態です。それぞれ重要な役割を持っていますが、簡単に説明します。
トップリングは圧縮リングと呼ばれ、その名のとおり圧縮をつかさどっています。
セカンドリングはトップリングの補助を行いますし、オイルリングの補助も行います。
オイルリングはシリンダを潤滑した後の余分なエンジンオイルをかき落とす役割を持ったリングです。しかしこの状態ではかき落とすこともできませんし、リング溝に設けられているオイル通路も詰まっているでしょう。
つまり、どの機能がだめでも本来の性能は発揮できません!!
リングの固着はオイル上がり(必要以上のオイルがシリンダーに上がってしまう)や圧縮不良を招きます。オイル上がりは余分なオイルが一緒に燃えてしまう為、白煙、オイル食いの原因になります。
予防のためにもエンジンオイルはこまめに交換しましょう。
右の画像まではきれいにならないにしても、その汚れを取り除き、機能を回復させる方法は存在します!!
特殊なオイルを使用しエンジンを洗浄(フラッシング)することができます。効果は車両の状態によってまちまちですが、オイル消費の低減、白煙の減少、圧縮の回復が期待できます。
お困りの場合はぜひご相談ください!!
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