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No.21 第十七回はショックのへたりについて
明けましておめでとうございます。 19年一回目は、ショックのへたりについてです。 愛車のタイヤの裏、ショックアブソーバーを一度見てください。 画像の様にオイルが滲んでいる物、オイルで濡れている物は要注意。 ショックが抜けているか、抜けかかっています。 また、固着にも要注意。 動きが悪く、ゴキゴキ、コトコト異音が発生する場合もあります。 簡単な判断方法は以下です。 車を停止する時にフロント部が下がります。この時、ボンネットが左右同じに下がるかチェックしてみて下さい。異常がある場合はどちらかが傾きますから判断できます。リヤもバックで同様に確認できます。下り坂のカーブ等重力と横Gがかかった時に車の動きをチェックするのも方法です。事故等には気をつけて。 ただし、ブレーキ等に異常がある場合はこの限りではありませんが・・ ショックが抜けているときは驚くほど挙動が激しいはずです。最近はでこぼこ道、悪路が少なくなり、そこを走ることも無くなってきましたが、悪路でもショックのチェックが出来ると思います。 固いショックを装着したいと思われている方、お仕事をしないショックは乗り心地が悪くなるばかりでなくボディも痛みます。
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No.20 第十六回は圧縮について
写真のピストンはハードな走行をした物でピンサイドがかなり損傷している例です。又、ピストンリングが上下にたたかれて、断面が段付に磨耗したり、張力不足、溝汚れ等、圧縮低下によるパワーダウンの原因になります。2キロ位のコンプレッション(圧縮)不足でもエンジンは正常に始動しますが、ややトルク(パワー)不足を感じます。 オイルがすぐ無くなる、マフラーから青白い煙がでるというお車は是非一度コンプレッション測定をされてみては。 ※上記以外の原因で同等の症状が出る場合もあります。 ・F6Aパワーダウンについて 燃料系、過給機すべて良好なのに何故かパワーが出ない??こういった症状のエンジンは一度コンプレッションの測定をお勧めします。 インジェクター、タービン、コンピュータ等に興味が行きがちですが、オイル管理の悪いお車や、過走行のお車は、ここをまずチェックされると良いと思います。 まずは、エンジンのコンプレッションが規定の範囲で、なおかつ各気筒のバラつきは0.5キロ位で収まっている事が大事です。
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No.19 第十五回はワゴンR21系F6Aツインカムターボ化について
年式によるコンピュータの違い ・7年10月以前→エンジン及びATコンピュータ一体 ・7年10月以後→エンジン及びAT、A/Cコンピュータ一体(マルチ水温センサー) つまり、ツインカムターボ用のコンピュータを付けてもエンジン以外の制御ができないということになります。 MTはこの限りではありません。 ツインカムターボ化について ・7年10月以前のターボ車→可能です。 ・7年10月以前のNA車→エンジン(ターボ、インタークーラー付き)、前後マフラー、ターボ用ボンネット、コンピュータがあれば可能 ・7年10月以後のターボ車→スロットルボディ、マルチセンサーを加工流用して使用すれば可能です。 ・7年10月以後のNA車→あまりおすすめはしません。タイミングベルトケースがブレーキブースターに干渉する為、小さいものに交換を要します。 ☆よもやま話☆ 8年のCT21S NA,AT車をツインカムターボ、MT化した茨城のMさんと話し合ったんですが、ツインコンピュータ化というのはどうでしょう? 現車のコンピュータにAT、A/Cを作動させる為、信号は入れてそのまま使用、ワークス用ツインカムターボエンジン及び、ハーネス、コンピュータを組み込みエンジンを制御させるという案は?? もしくは特にA/Cが作動できませんので21、22系のアルト、セルボ用の配線及びリレーを使用するという方法は??
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No.18 号外!!並行物ベンツの(オーバーヒート防止)熱対策はいかがですか?
画像の車は89年 並行物 北米仕様 W124 300TEです。 320TE後期の純正電動ファンを移植済みですが、水温上昇に伴う電動ファンコントロールが付いておりません。しかし、ディーラー物は日本の気候に合わせた電動ファンコントロールが純正で付いています。 当社では、純正リレーと水温スイッチを利用したエアコン用電動ファンの自動制御を実現します。 純正の機能を並行物でも実現する事が可能です。 日本の夏は暑いですね。並行物に乗られている方にとってオーバーヒートはとても頭を悩ませる問題ではないでしょうか? この電動ファンコントロールを使用すれば、水温90度前後で電動ファンを強力に回し、水温を80度まで一気に下げてくれます。 こんな方は一度、ご相談下さい!! ・毎年夏はオーバーヒート気味だ・・・ ・私の車は並行物でディーラーでは・・・ ・オーバーヒート対策にはお金がかかるから・・・ ・これから暑くなるけど、水温が心配だ・・・ ※ベンツに限らず水温上昇でお困りの方は一度ご相談下さい。
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No.17 第十四回はF6A載せ換えアラカルトです
セルボ・アルト(21,22系)H2~H7/10間での車両 ・ベースF6A・NA・EPIからF6A(シングルカム又はツインカム)ターボに載せ換える場合 必要部品 エンジン(タービン、インタークーラー一式付き) ボンネット(ダクト付き) エキゾースト前後 コンピュータ(コンピュータ配線には加工が必要です) メーター(換え無くても良いですがMT車ではタコメーターが振り切ります) 補足 マニュアル車はエンジン以外の部品はそのまま使用できます。 走り屋さんは強度的にターボ用クラッチ、ミッション、ドライブシャフトに交換をお勧めします。 ・ベースF6AシングルカムターボからF6Aツインカムターボに載せ換える場合 必要部品 エンジン(タービン、インタークーラー一式付き) コンピュータ(ツインカムターボ用に変えなくても大丈夫ですがレブリミットが違います。コンピュータ配線には加工が必要です) メーター(換え無くても良いですがMT車ではタコメーターが振り切ります) 補足 マニュアル・オートマ車どちらのエンジンでも使用可能ですが、オートマ車のエンジンにはEGR用VSVが付いています。 メーターに関してはワークス・セルボ共通の様で、器用な方はセルボにワークス用ホワイトメータを加工して取り付けていらっしゃる方もいます。 最近F6Aツインカムターボのエンジンが品薄になり、価格も上昇しています。載せ換えを考えている方はお早めに。 もっとも最終がH6ですから考えてみると12年も昔のエンジンですね。でも、名機と言って良いのでは無いでしょうか? 当社では載せ換え変える時にタイミングベルト関係、ウォーターポンプ、シール類、クラッチ関係は新品に交換します。 次回はワゴンR(21系H7以後車)、キャロル(AC6PA)等の載せ換えに付いて書きます。お楽しみに。
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No.15 第十三回はストラットのアッパーサポートのヘタリについて
大きな段差が有る場所を走行した時に「ガタン」とか「ゴトン」とか派手な音がフロントから発生したら画像の「?」を一度チェックしてみませんか? 使用状況にもよりますが、5,6万キロ以上した車両は画像のゴムのクッションの部分がかなりヘタリます。 簡単確実なチェック方法は ①車両をジャッキアップした時のタイヤの動きです。 ゴトンとか音がしてタイヤが下がってきます。 ②ジャッキアップした状態でタイヤを上下に動かした時のストラット本体の動きです。 上下にガタが確認できます。 ③画像の「?」の部分をチェック 劣化しクラックが入ったり、盛り上がってきたりします。 年数の経過した車は特にチェックして見て下さい。 ヨーロッパ車のFF車は特に注意して見て下さい。(特にオペル) 又、ショックアブソーバ別付タイプの車でもボディー側のインシュレータゴムはヘタったり破損したりします。 この場合は「コトコト」という様な音が出ます。(特にBMWやジャガーフロント部) 是非一度チェックを!!
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No.14 号外!!アルトハッスルF6Aツインカムターボ・ワークス仕様!!完成
希少アルトハッスルワークス完成間近!!平成5年フル装備・AT・ワークス顔・ワークスメータ・F6Aツインカムターボ仕様に改造!!。カプチーノ純正14インチアルミ・検2年付き・整備付き・保障3ヶ月・諸費用別です。ルックスだけではありません。中身もワークス。店頭にありますので是非一度見に来てください!!。 中古コーナーで詳細が見れます。
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No.13 第十二回は「タイヤについて」のいろいろ①です。
その1.劣化について 写真のような、亀裂のあるタイヤはとても危険です。 年数が経過しているが、年間の走行距離が少い場合、タイヤの山は減りませんが、ゴムは劣化し硬くなり割れてきます。 このような状態ですと、走行中いきなりバースト(破裂)する可能性もあります。 該当される方は、是非一度細かくチェックしてみてください。 その2.内減りについて 車高を下げている方は注意です。 タイヤの内側の磨耗は大丈夫ですか?一見外から見た場合、山はたっぷりありますが、内側のほうが早く磨耗します。 各足回り部品は純正車高で最適化されています。車種によって違いますが、タイヤは上下に弧を描くように動きます。車高を下げる事により接地面が変わりタイヤの内側が減りやすくなってしまいます。 その3.タイヤノイズについて 外車をお乗りの方、走行時ゴトゴトと乗り心地が悪いと感じる事はありませんか? ヨーロッパ車の場合、タイヤは殆どH又はV規格のタイヤが装着されています。しかし、日本国内の通勤買い物使用車には硬すぎて乗り心地が悪いようです。 特に高速など、めったに使用しない、あまりスピードを出さないという方は国産のS規格のタイヤに変更されてはいかがでしょう?乗り心地が良くなりますよ。
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No.12 第十一回は匂いでわかる愛車の症状です
愛車の発するにおい ①甘ったるい匂い これはラジエター液(クーラント)がオーバーヒートして漏れている事が多いです。 原因は、ラジエターのパンク、ウォーターホースのパンク等、又エンジンルーム内部で漏れていない場合は、運転席、又は助手席のフロアーマットを外して車内の床の部分を手で触って見ましょう。 手のひらに濡れた感触があり、甘いにおいがしたら、まず車内のヒーターラジエター(ヒーターコア)がパンクしていると思われます。 ②焦げ臭い匂い 坂道の下り等、ブレーキを多様した場合に発生します。これは、パッド、ライニング(シュー)の異常発熱(適正温度超え)による匂いです。 しかし、窓を閉め、外気が入ってこない場合は気づきません。しかし、焦げ臭い匂いより先にブレーキの効きが甘くなりますので気が付きます。異常発熱した、パッドは材質が変化する場合があります。また、ローターが変形する場合もあります。すぐに冷やすか、お近くの整備工場で見てもらいましょう。 また、坂道でのブレーキの多用はフェード(ブレーキ液の沸騰)を起こしてしまう場合があります。この場合ブレーキが効かなくなりますので注意が必要です。エンジンブレーキ、サイドブレーキで止まりましょう。 ③ガソリン臭い匂い 文字どおり、燃料ホース等よりガソリンが漏れている、又はにじんでいることが考えられます。特に夏は、ガソリンタンク内部の温度も上昇しますので、漏れにじみやすいです。年式の古い車は特に燃料ホース等に注意しましょう。 ④エンジンオイルの焦げる匂い エンジンルーム内部より、匂う場合、ほとんどがシリンダーヘッドガスケットからの漏れやにじみでエンジンオイルがエキゾーストマニホールドに付着しこの匂いを発します。あまりにも漏れが激しい場合はエンジンルームより白煙が出ることもあります。又、マフラーからの白煙発生で焦げ臭い匂いがする場合は、エンジン燃焼室内部にエンジンオイルが混入していることがあります。バルブシールのへたり等、又ターボ車の場合ですとタービンからのオイル漏れ等が考えられます。 皆さんも鼻を利かせてみてください。( ̄‥ ̄)=3
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No.11 第十回はこのシールしってますか?です
お車のフロントガラスに上の画像のステッカーが貼ってありますか?このステッカーは通称「マルステ」と呼ばれているものです。一般的に右ハンドル車はフロントガラスの左上、左ハンドル車は右上に貼られています。このステッカーが貼られているということは国土交通省に認可された、指定又は認証工場で点検整備を受けている事を証明しており、次回の点検年月もわかるようになっています。「マルステ」が貼っていないお車、かなり前の年月を示しているお車の方、ぜひ一度点検整備を受けてみてはいかがでしょうか?特にユーザー車検をお受けの方にはお奨めします。愛車はもっと元気になりますよ!!
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No.10 第九回はラジエータの詰まりについて紹介します
どうも以前よりラジエータ冷却用ファン(電動)が早く作動するようになった、又は頻繁に作動する、このように思ったら、エンジンが冷えている時にラジエータキャップを外し中を見てみましょう。 ラジエータは水漏れ以外に詰まりという故障の原因があります。キャップを外して中を見たらドロ水のようだったら論外です。水の通るコア(通路)が写真の様に詰まっていませんか?コアがつまり気味になると上記症状の原因となります。 また、「何かの理由でラジエータからクーラントを抜きとりあえず真水を入れざるを得ない」このような場合は、早めにクーラントを入れて下さい。真水を入れるとエンジンの熱であっという間に冷却系等がさび、つまりを起こします。夏にエアコンの効きが悪いのもラジエータの詰まりによる過熱がかかわっている場合があります。ほとんどのお車はエアコンのコンデンサーとラジエータは重なり合っています。このためラジエータの温度が高いとコンデンサーにも影響します。 ラジエータは走行7万キロぐらいが寿命ではないかと思われます(クーラントの管理によっても異なりますが・・・) 最近では、ラジエータも純正より価格がリーズナブルな社外新品が出回っておりますので、7,8万キロ走行のお車は交換してみてはいかがでしょうか?